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完全ワイヤレスイヤホンの大本命?「Soundcore Liberty Air」比較レビュー【見た目は黒色のAirPods】

2018年12月、発売された「Soundcore Libety Air」を購入しました。外見はまさしくAppleのAirPodsに親しいもの。しかし値段は半額。

ガジェット好きならみんながお世話になってるであろう「Anker」発のブランド「Soundcore」シリーズ。

2018年の年末に登場したワイヤレスイヤホンの大本命とも言えるこのイヤホンの音や性能をチェックしていきたいと思います。

カナル型の完全ワイヤレスイヤホンを求めてる方には強くオススメできるイヤホンです。
比較対象をAppleの「AirPods」とし、各項目で比較をします。それぞれの良さを比較してます。

Soundcore Liberty Airレビュー

基本仕様スペック

入力5V=0.5A
充電時間約2時間
連続再生時間約5時間(ケース込で20時間)
Bluetooth規格と距離Bluetooth5.0 動作10m
対応コーデックAAC、SBC
抵抗16Ω
ドライバー(フルレンジ)6mm×2
防水性能IPX5

 

連続再生時間5時間 ケースでの充電も含めると20時間

イヤホン単体の再生時間は今までのLibertyシリーズの中でも最長。

出展:LibertyAir販売ページより

Zolo Libery使用時間3.5時間 ケース充電込みで24時間
Zolo Liberty+使用時間3.5時間 ケース充電込みで48時間
Liberty Air(この記事)使用時間5時間  ケース充電込みで20時間

 

ケース込みでの使用時間は過去のモデルのほうが長いですが、大事なのは連続使用。ケースに戻さなくても、5時間続けて使えるようになりました。この1.5時間が地味に大きい。

AirPods使用時間5時間 ケース充電込で24時間

充電込みでは及ばないものの、連続再生時間がAirPodsに並びました。

パッケージと内包物

マグネットのついたパッケージをパカっと開けると洋風男性

内包物はこんな具合。

  • イヤホン本体とバッテリー兼ケース
  • 説明書
  • イヤーピース3サイズ(本体付属を含めて4サイズ)
  • micro usbケーブル

Liberty Airの機能

もちろんPush and Goでケースから出すだけで自動接続

出展:LibertyAir販売ページより

Soundcore LiberyAirは、最初のペアリングを終えればケースから出すだけで自動的に接続されます(Push and Go)。

 AirPodsのように耳から外しただけで音楽が止まる機能はないですが、ケースにしまえば接続はきれて自動的に音楽も止まります。
 個人的にそこまで気にならないポイントでしたが、多少の使い勝手の違いがあるのでご注意ください。特に不便はないです。

カナル型なので遮音性が高い パッシブノイズキャンセリング効果

AirPodsとの大きな違いとして、カナル型であること。これによりパッシブノイズキャンセリング効果があり、周囲の音をほどよく軽減できます。

※パッシブノイズキャンセリング

物理的なノイズ対策。いわゆる耳栓効果。世間一般となっているい電子音で環境音を打ち消すのは”デジタルノイズキャンセリング”

カナル型なので、音漏れの心配がほとんどありません。AirPodsはオープンエアー型なので、周辺の音が入ってきます。それに伴って音量を上げれば音漏れが発生します。

こちらはデメリットでもありメリットでもあります。使う状況によりけりで、どちらにもなり得ます。

外の音が聞こえたほうが良い方、大音量で音楽を聴かないならオープンエアー型、
音楽は大音量で聴く方、音漏れが気になる方はカナル型をオススメします。

音質は非常にフラット

これといって特筆するべき音の特徴はありません。すべての音域がバランスよく聴こえます。Appleの純正イヤホンや、モニターヘッドホンのような音質です。

すべての音がフラットに聞こえるため、物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、低音がどうしても強くしたいならイコライザーなどで調整すればよいでしょう。

前述通り、AirPodsなどと似た音質でどちらもフラットですが、Soundcore Liberty Airはカナル型で密閉感があるので、低音の聴こえはSound Libertyのほうに軍配が上がります。

ノイズリダクション付きマイク 通話も問題なくOK

出展:LibertyAir販売ページより

この手のワイヤレスイヤホンでいつも不安なのがマイク。完全ワイヤレスイヤホンが初めての方は「あんなに口から離れていてまともに会話できるの……」と心配かもしれませんが、こちらの製品も問題なく可能でした。

ノイズリダクション対応マイクを搭載しているので、自分の声を周囲と分けて拾ってくれて会話はスムーズに行えました。
特にマイクの位置を意識することなくm目の前に向けて言葉を発すればしっかりとマイクが拾ってくれます。

マイクの音質はAirPodsのほうが上

はっきりいいますが、マイクの性能はAirPodsのほうが良いです。片耳ずつに装着して試したのですが、AirPodsのほうがクリアに音を拾っていました。LibertyAirのほうは少しノイズが乗ってました。

”比べるとちょっと気になるレベル”ですので、通話は問題なく可能です。

やはり黒色は良い


AirPodsは素晴らしい商品なのですが、ひとつ不満がありました。それはカラーバリエーションが白一色であることです。

普及が進み、もう「耳からうどん」「耳からちんあなご」などと揶揄されることも少なくなりましたが、それでも白色であの形だととても目立ちます。目立つのが嫌で購入を躊躇していた方もいるそうな。

出展:LibertyAir販売ページより

Soundcore LibertyAirは黒と白の2色のラインナップがあるので、好きなほうを選べます。AirPodsライクなデザインで黒色が選べるのは非常にありがたい。

AirPodsのカラーリングが一色であることはブランディングとしてすばらしいかもしれませんが、AirPodsもそろそろ黒色を出してほしい…次のAirPodsは黒色が出るとも噂されているのでそちらに期待です。

片耳使用可能 ただし右に限る

片耳使用ですが、右耳のみなら独立して再生可能です。右のイヤホンをしまうと左も接続が切れます。AirPodsはどちらも独立して使えるのでこれはAirPodsの勝利ですね。

とても安価。AirPodsの半額

日常使いには文句なしの性能で、とても安価。

AirPodsが16800円(税別)であるのに対し、Soundcore LibertyAirは、約8000円(しかも税込み)なので、半額以下の値段で買えます。

マイク性能など、劣るところもありますが項目によってはSoundcore LibertyAirのほうが優れている点も多くあるので使用の用途にあった選び方を。

むすびとまとめ

AirPodsとLiberty Air。どういった人にオススメかはあなたの使い方によります。

Liberty Air(Anker)AirPods(Apple)
連続使用時間5時間(ケース込で20時間)5時間(ケース込で24時間
対応コーデックAAC,SBCAAC,SBC
マイク音質
防水性能IPX5公称なし
片耳使用△(右耳だけなら可能)
カラーバリエーション黒・白
落下(※耳からの落ちにくさ)
音漏れ防止
価格約8000円約18000円

※耳の大きさ、形で個人差あり。

用途にあったものを是非!

カナル型で、なるべく安価な完全ワイヤレスイヤホンを探してた方には今回のLibertyAirはかなり良い製品です。自分も概ね満足して愛用してます。

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