旅のようなアルバム達。
佐倉市出身、幼馴染4人組バンドBUMP OF CHICKEN。
この記事では、15年聴いているBUMPファンが独断と偏見で、アルバムを3つ紹介します。
これまでにリリースされたアルバムはベストを省き、8個。
BUMPは名盤揃いで、選ぶのがおこがましいかとは思いますが、どうかお付き合い下さい。
BUMPファンもBUMPあまり知らないって人もどうぞ。
BUMP名盤3選
ユグドラシル
2004年リリースのアルバム。
周りのBUMP好きでもは、これを一番に挙げる人が多く、ファンの中でも人気なアルバム。
『asgard』から『オンリーロンリーグローリー』で夜が明ける幕開け。
『乗車権』『ギルド』で悩み吠えて、優しさに触れる『embrace』。深く沈んでいく『太陽』から、旅路を迷いながら進む『ロストマン』。
こんな風に一転二転とするこのアルバムの流れがとても良い。
『asgard』というインスト曲ではじまり『midgard』のインストで終わる。綺麗。
『同じドアをくぐれたら』や『ロストマン』は本当にいつ聴いても名曲。
COSMONAUT
2010年リリース。前作の『orbital period』から殆ど三年くらいの間隔でした。
音楽の宇宙旅行が楽しめるアルバムかなと思います。聴きやすいので初めての方にもオススメ。
『三ッ星カルテット』「この曲を聴いてわくわくしない人いるの!?」とそんな風に思うくらいワクワクするアルバムの幕開けでした。そこからアルバム用にイントロが調整された『R.I.P』。ゴミ捨てがモチーフの応援歌『分別奮闘記』。
『魔法の料理』はNHKみんなの歌になりましたが、『分別奮闘記』もなったらいいなぁとか当時考えていました。藤くんはたびたび、「童謡がつくりたい」と言っていますね。
https://cotohato.com/bump_minna/
『beautiful glider』で最後の人を前に進めてこのアルバムは終わります。オフコ〜ス↑は笑う。
可愛かったので紹介。
THE LIVING DEAD
2000年リリース。もう18年も前。嘘だろう早すぎませんか。
かの有名な『K』や『グングニル』の収録されているアルバムです。
このアルバムはまさしく”冒険”という言葉がよく似合います。藤原基央お得意の、物語調の曲がたくさん詰まっていて、歌詞のストーリー性にワクワクします。『Opening』と『Ending』がこのアルバムの表紙と裏表紙ですね。
『Opening』で尋ねれながら始まるこのアルバム。
このアルバムが好きと言うと、渋い所と言われたりするかもしれませんが、BUMPファンにはこのアルバムが好きな方が沢山いると信じてます。いいアルバムです。アルバムとして本当に良い。あえて曲を挙げるなら『Ever Lasting Lie』などなど。是非聴いて欲しい。
これも可愛かったので紹介。
むすびに
BUMPのアルバムは一つの旅みたいなもので、音楽の冒険や宇宙旅行です。すごく優しい付き添い人がいる旅。どこか現実感のある旅。そんな感覚。ベストアルバムを聴くのもいいですが、やはりオリジナルアルバムから聴くことをオススメします。
藤くんが「おれらのアルバムは全てベストだから」的な発言を昔していたので、ベスト盤がリリースされた時は「おい」とツッコミを入れたのを覚えています。『Present from you』リリース時も、嬉しいような悲しいような感情でした。
それではまた。
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