【BLEACH】日常で使えそうで使えない名言ランキング　第３位「憧れは理解から最も遠い感情だよ」【ポエム】

　話が進むごとに背景の絵がどんどん減っていき、それが本当のブリーチ（漂白）と化したマンガ。ソウルソサエティ編が終わってからのグダグダ感は否めない。

　罵倒から入ってしまった。だけど、それでもなお愛されるマンガ『BLEACH』

　セリフ回し、ネーミング、キャラの描きわけ、デザイン、魅せ方、その全てが高水準。作者：久保帯人（TIITE KUBO)氏はとにかく教養（センス）のある人で、あれは誰にもマネできない。KBTIT大先生。彼はほんとに偉大。

　ともかく、なんやかんやと大好きなマンガ、それがBLEACH。オシャレさに加えて、このマンガとても名台詞が多いのです。（ポエムも多く、それらも秀逸）

　そこで日常で使えたり、使えなかったりする好きなセリフをランキング形式でお届けします。（※主観的なランキング）

使える場面（使えない）と共に紹介します。

普段使えそうで使えないランキング

第７位「儂（わし）が、ここに戻る事は無いじゃろう」

　「この儂がおる、それに勝る警備などない」などと大言壮語を吐いておきながら、わりとあっけなくやられてしまう総隊長。嘘だろおい…。

この大言壮語に加え、判断がおかしい場面が散見される。とにかく、護廷十三隊の総隊長でありながら、判断力に若干の不安がある。「卍解奪われるから警戒」と言っているのに、自ら卍解する場面があった。さすがに脳に衰えが見えた。

第６位　「心か」

　　１ページ丸々をこの二文字に使うというレジェンドモーメント。

　あまりにもシュールな出来事に、ギャグなのかシリアスなのか脳が混乱してしまった。愛すべきシーンの重鎮。織姫とのくだりを考えるとシリアスで良シーンなのに、笑いそうになる自分がいた。

そうか　これがそうか　この掌にあるものが・・心か

　著作権の関係で画像は載せられませんが、タイトルまでの魅せ方の素晴らしさが光る。

　「心か・・・」の心の部分を「◯◯か・・・」に変えればあらゆる場面で使用可能。

　ただ、「心」でない場合、あまりの普通な言葉なため、元ネタに気づかれることはまずないです。

結構これまでの人生で使いましたが、誰一人として気づいてもらえなかった。

　あとテンポの都合上、◯◯に入る文字は３文字が適切です。それ以上になると、セリフでもなんでもなくただの文章です。細かすぎて伝わりにくいブリーチ選手権。

第５位「すんません　あれ嘘言いました」

　市丸ギン、衝撃の卍解「13キロメールや」は嘘だった。

　連載当時、「伸びるだけの卍解ってなんだよ」と話題をさらった。

　この卍解が披露されるまでに、属性系、速度系、催眠系、回復系と特殊能力を持った斬魄刀が多くあった中、市丸ギンの斬魄刀はなんと伸びた。しかも13ｋｍ。驚いた。伸びるだけだった。

　現実で考えると、剣が伸びるだけで恐ろしいものだけれど、瞬間移動や完全催眠がはびこるBLEACHの世界で、剣が伸びることは大した脅威でもなんでもなかった。

　そして、それはきっかり嘘だった。（伸縮の速度と◯◯が真髄）

言うたほど長く延びません　言うたほど疾く延びません　ただ..

　能力を盛っていた市丸ギン。snow使い市丸ギン。それでも一護をびびらせるほどには十分な伸縮速度ではあった。黒崎一護は主人公でありながら、貫禄がないときはほんとに貫禄がない。

虚言症気味の知人がおるんですが、同じ話毎回するのに毎回ちょっと内容が違うのでいつかこのセリフを言わせたい。

　どの使用例もわりと終わってる。嘘はよくないとわかりますね。素直に生きましょう。

　伸びるだけの斬魄刀なんてないですよね。

　ん、「鬼灯丸」….？

第４位「それが出来るから、此処にいるわけだが？」

　ザエルアポロ戦での涅マユリのセリフ。敵の戦力をわずかな時間で分析し、対策を講じるマユリ。

　ザエルアポロ「たった数時間でそんな事できるわけ・・」

マユリ「それができるから、此処にいるわけだが？」　

　圧倒的にかっこいい変態。こんな変態をかっこよく魅せる久保帯人先生が一番の変態。

　マユリのようにドヤ顔したい。

【次ページ】第３位から１位まで、そして「番外：剣八の謎発言」