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眠れない夜の睡眠導入のお供「竜胆尊(りんどう みこと)」【Vtuber】

 輝夜月(かぐやるな)などで、アルコール漬けになった脳みそに癒やしをくれるのがこの竜胆の声。

輝夜月を「無理やり笑いをくれる魔剤」とするなら、竜胆尊は、「やすらかな眠りを与えてくれる薬」である。

竜胆尊の睡眠効果

竜胆尊とは

ヴァーチャル配信者グループ『にじさんじ』に所属するVtuberである。(必要最低限)

一見幼い姿をしているが、数千年の時を生きる鬼の女王。好奇心旺盛な性格で人間の文化に興味津々だが、立場上あまり人里に降りることができず流行には疎い。配信を通じてたくさんの人の子や文化に触れ合いたいと考えている。

にじさんじ公式ページより

えーっと「りゅう?たん?そん?」 動画との出会い

引用・出典:#01 自己紹介より

「えーっとなになに、りゅう・たん・そん・・・?」

宅飲みの場で、なぜかVtuberを漁る時間がやってきて、ある友人がそう呟いた。

「なに?中国人なの?」と聞き返し、漢字を一つ一つ聞いていく、竜(りゅう)に胆(たん)に尊(そん)。

「いや、それ竜胆(りんどう)じゃない?」

 「りゅうたん」と音声で言われると、まったく気づけなかった。馴染みある「竜胆」という言葉だったのに「りゅうたん」の印象が強すぎて、すぐには気づけず、すぐには読めなかった。花の種類でもある「竜胆」。 

「竜胆尊(りんどう みこと)か、どれどれ」と謎の上から目線で、生放送のアーカイブを再生。

「なんだこの癒やしボイスは…」と声を上げたのは自分。再生した友人より自分がハマって大声を上げた。

「笑い方が本当に好き」と軽く20回は言った気がする。たかだか一時間やそこらで。

 竜胆(りんどう)と読むことがわかっても、その夜は「りゅうたんそん」を気に入ってしまい、「りゅうたんそん!りゅうたんそん!」と連呼する友人と自分。完全にオタクのそれでした。

 いわゆる「推しを語る人」のテンションがよくわかった瞬間。アルコールもほんの軽く入っているので、テンションは正直おかしかったと思う。

「りゅうたんそんたん!りゅうたんそんたん!」と、語尾に「たん」を付けさらにオタクっぽいことも言っていたような気がする。完全にオタクのそれでした。(二回目)

「りゅうたんそんたそ!!」とも言ってた。癒やされてるのに、完全に戦前の鼓舞された状態だった。尊軍。竜胆尊は、戦いを好まないらしいけども。(生放送の発言)

その夜は、「りゅうたんそん」って響きを皆してデタラメに気に入ってしまい、「もう、りゅうたんそんでよくない?」となにがなんやらのガバガバの定義をし、りゅうたんそんコールが響く。

 動画を見出した時点で、誰も彼も布団に入っており、時間は夜中の3時を回っていた。近所迷惑も甚だしい。だが、そんなこたぁ知ったことかと「りゅうたんそん!」「うおおぉ!りゅうたんそんたそ〜!「えるたそ〜!!」と身体を横にしながら叫ぶ真夜中のオタクたちがそこにいた。

 一言でいうと、馬鹿な夜でした。どうしようもない夜でした。

笑い方が睡眠薬

 笑い方がほんとに心地よい。とてもお上品。人の臨界点を鎮めてくれる声と笑い方。「もうダメだ」と、限界を超えそうな時に、ポケーっと聴けば、すっと落ち着く。脳からα波が出てる気がする。1/f揺らぎ。

 キャラ設定も心地良い。雑談(晩酌)配信というスタイルがこれでもかと合ってる。需要を理解しすぎてる。けど配信も頻繁にするわけではないので、供給過多にもならない。なんだこのうまい分配。

 最初みたときは、「まーたキャラ設定が凝りすぎじゃないか・・」と思ったが、雑談放送を聞きながら眠ってしまったあとは、どうでもよくなった。あまりの心地よさに、設定がどうとかはこまけえことは気にならなくなった。

 「わらわ」や慣れない横文字を発するときのイントネーションなど、とにかく声、話し方が心地よい。ある意味魔剤。

ルックスも良いけど、自分の用途ではおまけ(現時点では)

 キャラ設定やルックスも良いのだけど、自分の用途は寝ながら聞くことなので、今の所あまり容姿は関係ない。ラジオ感覚で聴けるアーカイブをアップしてくれて、とても助かってる。

 現時点では、おまけ程度だけどそのうちルックスやモーションにもハマってしまいそうな未来が見える。あの風貌と「わらわ」はずるい。

引用・出典:#01 自己紹介より

ほんの一部。まだまだキャラは濃い

『よだかの星』の朗読と錯覚

(・・・ まさかVtuberを見ていて『よだかの星』を聞くとは)と思った。

これがよだかの最後でした。もうよだかは落ちているのか、のぼっているのか、さかさになっているのか、上を向いているのかも、わかりませんでした。ただこころもちはやすらかに、その血のついた大きなくちばしは、横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居おりました。

宮沢賢治『よだかの星』

 宮沢賢治の『よだかの星』にそんな一節がある。宮沢賢治がもともと好きでして、『よだかの星』ではこの一節がとても印象的で記憶に残っていた。

 竜胆尊の朗読で改めて聞いて、眠ってるのか、それともその声に起こされているのか、わからなくなった。
「眠っているのか、起きているのか、わかりませんでした」と、そう言いたくなる感覚。

 そんな思いにさせられるわけです。心地よくて眠りそうになるのに、もっと聞いていたくなる声。困る。

 眠れるようで眠れない。眠れないようで眠れる。確実に脳に安らぎを与えてくれる雑談配信。また次は是非、ライブ中にお邪魔したい。

引用・出典【生放送 #02】よだかの星 朗読。【後半】より

友人が再生するのを寝ながら聞いてたので、初めて画面をみた。まさかの寝転び。なんで?

 輝夜月以来の、どっぷりハマりそうなVtuberの登場なのでした。眠れない夜には聞きながら横になると、いつの間にか眠っているかもしれませんよ。

それではまた。

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