度々記事を書かせてもらってる超新星アーティスト「ずっと真夜中でいいのに。」の1stマキシ『ただしい偽りからの起床』がついにリリースされました。
そちらの初回版を手に入れたので開封レビューをします。
装丁が豪華な初回限定生産版
まず外装がとても豪華。表面が少しざらついた肌触り。
表紙をあけると、MUSIC VIDEOアート集のおでまし。こんにちはアートブック。
その下にはCDケースが入っております。
「紙仕様だったりBOX仕様になってるのかな?」と想像していたのですがありました。ケースinボックス仕様。
パッと見る限り通常版と違いがないように見えるのですが、帯に初回版の文字があったりと通常版と差異があります。
内包されてるものを広げるとこういった具合です。金・青・黒の泊がかった色合いが鮮やか。イメージカラーは夜なので、雰囲気よしです。
円形なものを使って月を表現する手法が個人的に好きなので、ニヤリと嬉しくなりました。
アートブック
アートブック、いわゆるラフ画や設定集。先に公開されていた3曲のMVの絵コンテやキャラの初期造形などが載っています。
クリエイターであればもちろん参考に、そうでなくてもあのMVの世界観をより深く知ることのできる貴重なアートブック。結構な厚みがあり、かなり気持ちが満たされました。眺めてるだけで楽しい。
ACAね解説付き全曲コード譜
コード譜はこういった具合で、小節ごとのコード譜。テンションコード、7thコードの多さが尋常じゃないので、多分楽器触り始めの方はチンプンカンプンな気がします。
コード名と区切りしか載っていないので、ハードルは高いかもしれませんが、コードが分かるだけでかなり助かるので参考になります。
(また機会があればダイヤグラム作って解説したいと思います。)
”解説”というよりACAねさんの気持ち
”ACAね解説付き”となっており、全ての譜面の随所随所にACAねさんの直筆コメントがあります。コードや展開の解説、リズムについてコメントがついてます。
がっつりコードやリズムの話を書いてあるわけではなく、ACAねさんのワンポイントアドバイスといったもの。
解説というより一言コメントもたくさんあって、読んでいて楽しい。ACAねさんの文章って結構淡々としてるので、変な話ちょっとシュールだったり。ジワジワ。
むすびに
MV公開で先行された3曲のインパクトが強かったので、アルバム曲のインパクトが弱いとの声をちょくちょくみかけたのですが、安心してほしいです。曲の質は安心して高くACAねさんの歌声がよく響く楽曲で構成されていて、良いマキシ。特にベースラインのノリがほんとに気持ちが良いので、静かな曲でもしっかりノリやすいです。
MVありの3曲が気に入ったなら、聴いて損はない6曲入の『正しい偽りからの起床』でした。
それではまた。