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自動追跡AI搭載。ウェブカメラの革命児『OBSBOT Tiny』【レビュー】

「リモートワーク用のウェブカメラがほしいな」
「ちょっと動きを付けたりできるものはないかな」

ウェブカメラにスポットがあたる現代。
今回は一風変わったウェブカメラ、『OBSBOT Tiny』(オブスボットタイニー)をご紹介。

自動追跡AI搭載

こちら、めちゃくちゃ面白いカメラで、なんと自動追尾をしてくれます。
(当然「追尾しない」も選べます)

画像引用:OBSBOT Tiny 製品ページより

某バラエティ番組「〇〇トーク」の家電大好き芸人でも紹介された『OBSBOT Tail』というカメラがあるのですが、そのウェブカメラ版となるのが今回の『OBSBOT Tiny』です。

前身となる『OBSBOT tail』は、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて700万以上の支援を達成しており、
今回ご紹介するOBSBOT Tinyもアメリカのクラウドファンディングサイト「Indiegogo」では5千万円の支援を達成しているようです。

それでは外観や特徴から見ていきましょう。

言のハト
言のハト

リモートワークが増えた今のウェブ会議などにもバッチリ使えます。
ウェブカメラを探している方のご参考のひとつになれば幸いです。

先行レビューという形でご提供して頂きました。
現在は日本のクラファンサイト「Makuake」で応援購入ができるので、ご興味あればこちらから!

外観 / 特徴

内容物

外箱 小さくて軽い

まずは内容物。

付属品はこちら
  • OBSBOT Tiny本体 ×1
  • PCなどに取り付けるためのクリップ ×1
  • USB type C to Aケーブル ×1
  • ユーザーマニュアル、保証書

ジンバル搭載でなめらか

2軸のジンバルを搭載していて、このおかげで動きも非常になめらかです。
追いかける時のブレなどもありません。

サイズと重量

サイズ感はかなりコンパクト。

手のひらサイズ

高さは89.5mm、幅が58mmと58mm
約9cm、6cm、6cmといったサイズ感です。

言のハト
言のハト
クレジットカードなどとほぼ同じ高さで、奥行きも約6cmなのでかなり小さめ。
ほぼ公称通り。軽い。

重量は146gで、軽量です。

クリップ含めてもこの重量

クリップを含めると175gです。

シンプルなデザインと端子

ちょこっとロゴ

正面にはロゴがほんのりとついていて、裏にはタイプCの端子とDCポートがあります。

裏面:TypeCとDCポート

基本的にはタイプC端子だけで使えるんですが、
古いタイプのPCを使っている場合は給電が足りない場合もあるそうで、そのためのDCポートです。

言のハト
言のハト
ほとんどの場合はこのタイプCの端子だけで動くので、ケーブル一本で使えるという認識でも大丈夫かと思います

個人的にはタイプC端子なのはかなり嬉しいポイント

付属のクリップでPCに取り付け

付属のクリップを使うことで、PCなどにつけることができます。
便利なのがマグネットでの装着なので、取り外しが気楽に行えます。

これを
こうして
こう マグネットなので着脱が簡単

ネジ穴もあるので三脚にもOK

ネジ穴があるよ
ミニ三脚と相性がよし

裏面には1/4のネジ穴がついており、こんな風に三脚に取り付けて使うことも可能です。
滑り止めのラバーもついていて、滑りにくい工夫もされています。
三脚がなくてもカメラの角度は自由なので、基本的にどこにでもおける設計なのは良いですね。

このサイズでマイクまで

ノイズキャンセリングマイク、ひとつめ
ノイズキャンセリングマイク、ふたつめ

前面の左右にマイクもついています。
ウェブカメラ兼マイクとして使えます。

正直音質はそこまでよくないですが、ノイズキャンセリングマイクが2つ搭載しているので、雑音の多い場所でも通話に使えます。

言のハト
言のハト
ノイズキャンセリングが地味にパワフルで
声以外の音はしっかりとカットしてくれます
使用しない時は下に向ければOK

カメラを下に向けると当然映らなくなります。
下に向ける動作で、自動追跡もオフになるので、さっとしまいときに便利。

言のハト
言のハト
映像は映らなくなりますが、音は拾っているので完全に入力を切りたいときは取り外すように!

目玉機能、「自動追跡」

画像引用:OBSBOT tiny 製品ページより

このWebカメラの最大の特徴はなんといっても追跡機能。
ターゲットを認識して勝手にカメラが追ってきてくれます。

<AIによる高精度な自動追跡>
創業以来積み重ねてきた人物顔認識アルゴリズムと、専門のAIチップが融合したことで、高精度な自動追跡を実現しています。さらに、オートフレーミング機能により、AIが常に被写体をカメラの中心に収めます。あなたがどれだけ動いても、あなたは常に画面の中心にいます。

引用:OBSBOT tiny 製品ページより

カメラマンなしのセルフでも動きのある映像になります。
2軸のジンバルを搭載してるので、動きも非常になめらか。

言のハト
言のハト
かなり正確、そしてスピーディに追ってくれます
これは前身である『OBSBOT Tail』で培った技術の結晶ですね

ジェスチャー機能の使い方

顔を認識する機能を使う方法は2つあって、ジェスチャーとアプリでの操作があります。

顔の近くで手をパーにすることでその人にターゲットが合います。

ジェスチャーも合計で2種類。

画像引用:OBSBOT Tiny 製品ページより
  • 顔の近くで手をパーにすればロックオン/解除
  • 顔の近くでLの字をつくればズーム/ズームアウト

アプリでも簡単操作

ターゲットのロックオンや、ズーム機能は、アプリを使うことで、PC側からもコントロールすることができます。

ワンタップでターゲットのオンオフ
言のハト
言のハト
ジェスチャー機能の反応や動作は基本的になめらかなのですが、何度もジェスチャ=するのは少し面倒だなと感じる瞬間もあったので、アプリ側で簡単に切り替えられるのは楽だなと感じました

また、ジェスチャー機能だとズームの倍率が等倍か2倍かの2種類なのですが、
アプリを使えば「1.3倍」や、「1.6倍」などの中間地点で止めることも可能。

角度や倍率の細かい調整ができる

アプリからカメラの角度などを調整することも可能です。

言のハト
言のハト
直接カメラを触ってもいいのですが、少し遠くにおいた場合などに
手元でささっと調整できるのはありがたい点

その他にも細かい設定をいじることもできます。

MacOS、WindowsOSどちらも対応しています。
アプリのダウンロードはこちらのリンクからどうぞ

tips:インジケーターの色の意味

また使う際に知っていると良いと思うのが、インジケーターの色の意味です。

インジゲータの色は4色あって、光り方で意味が変わります。
一覧はこんな感じです。

画像引用・出典:OBSBOT Tinyマニュアルより

普段の使用で抑えておくべきポイントは、
起動がちゃんとしていることを確認する「緑色」と
ジェスチャーを使った時に光る「青色」
この2つを覚えておけば通常利用では大丈夫。

気になる点

少し気になる点としては、現時点(2021年2月)ではPCにしか対応していない所です。
つまりiPadやスマホでは使えません。

WindowsOSが入ってるタブレットやスマホであれば動くのですが、
現在のタブレットのシェアはほとんどiOSかAndroidなのでここでは使えないと判断させてもらいます。

今はiPadやAndroidのタブレットでもウェブ会議をする人は少なからずいます。なので、少し惜しいなと感じてしまいました。

これがもしファームウェアアップデートで対応できる点であれば、是非対応してほしいなと思っています。

言のハト
言のハト
せっかくここまで小型なので、是非対応を…!

むすびに

かわいい

自動追跡AIウェブカメラ、『OBSBOT Tiny』のご紹介でした。

シンプルにWebカメラとしても優秀で、リモートでプレゼンなどをする人には特にうってつけの商品とか思います。
なにより、カメラの挙動やアイディアが面白い商品で好奇心を刺激してくれるウェブカメラだと思います。こういう技術にはワクワクせざるを得ないです。

言のハト
言のハト
自動追跡で常に追ってくるのは近未来感があってめちゃくちゃ面白いです ワクワクしますね

現在Makuakeにて応援購入することができるので、ご興味ある方はこちらのリンクからページを御覧ください。

それではまた。ではでは。

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