まいっちゃいますよね、人生って。いやほんとに。
メンタルケアできてますか? 身体は健全? 心も健康ですか?
脳に思考できるコアチップ残ってる? インテル入ってる? まいってるんだよこっちは。さぁさぁのこったのこった!
「自分はメンタルが強いほうだ」
「メンヘラなんかになりえない」
確たる根拠や実績があって、そう豪語しているなら否定はしません。
何を隠そう自分がそのタイプで、モチベーションの維持やセルフメンタルケアは得意なほうだからです。
小さい出来事、大きな出来事、やつらが目の前に立ちふさがっても案外なんとかなってます。
ですが、たまにくる荒波の連続。忙しない日常に精神を削られ、ケアを怠り崩れてしまう。
「まじで気持ちが落ち着かない」
「あれ、なんで私がこんなめに…」
それで今回これを書いてる今、まさしく崩れてます。ざっこ。
こんなことが人生の中で何度か起こります。自称メンタル強のくせして、世話ない。どこが強いんだ?
はーっ…ざっこ…
おっとイカンイカン、こうして雑魚雑魚言い続けることが、より悪循環のサイクルに陥ってしまう。
はーっ… つっよ…!
嘘でも自分を強いと鼓舞してみる。少しだけ回復しましたね。ホイミくらいの回復力ですが、しないよりはましです。
この記事では、独断と偏見によるメンタルケアを書いてます。一つのメンタルケア体験談のサンプルとしてお読みください。
論理的、ビジネス的解決ではなく、どちらかというかアート・感情的な解決が多いですので、ご了承ください。
もくじ
メンタルが不調な時にする対策
ハッキリ言いますが、人間はまず物理的に弱いです。食物連鎖の頂点にいますが、ライオンと出会ってしまえば即敗北です。しかも、人間は精神的にも元々強い生物でもない。肉体も弱ければ、精神も弱い。思考ができれば出来るほど弱くなり、裏を返せば思考ができないほうが幸せな状況もあります。
ですが、私達は人間で、物事に対して思考を巡らせて喜怒哀楽を味わいます。その感情があるからこそ人として生きてナンボなわけです。
感情はコントロールできて、ナンボなわけです。なんぼのもんじゃい。
今回、これを書いてる現時点で、それなりにメンタルが崩れているので、「なぜそうなったか?」の原因とともに対策を練っていきましょう。
メンケア1:エンタメ要素に頼る
忙しくて気持ちがビジネスや仕事のことばかりに向いてる時に忘れがちになってしまうのが、このエンタメ。
最近はWEB制作や、サービスのことを考えるばかりで、
(つまり、エンタメものでも仕事目線で見てしまって、気持ちの休まる場所がなかった)ため、気持ちが落ち着かせるのがド下手になってました。
頭空っぽで見れるエンタメを用意する。
一例を挙げると、『輝夜月(カグヤルナ)』や『コウメ太夫』などが該当します。
ほぼ無職でどうしようもなかったどん底の時にカグヤルナをみて、めちゃくちゃ元気もらいました。
↑これ今読んだら何が面白いのか全然わかんないしすごく寒いですけど、当時はバズりました。僕も読んでる人も頭相当溶けてたと思う。これぞカグヤルナという名のアルコール。
コウメ太夫のTwitter、ほんとに頭おかしいので元気でます。全然笑えないのが一周回って面白いので、よかったらぜひ。
ポイしないでください!とファンに伝えたら~、
とっくにポイしてると言われました~。
チクショー!! #まいにちチクショー
— コウメ太夫 (@dayukoume) August 29, 2019
一生懸命生きていると思ったら~、
だらだら生きてました~。
チクショー!! #まいにちチクショー
— コウメ太夫 (@dayukoume) August 17, 2019
このダラダラの生きてましたのオチ、狂おしいほど好きです。
本来頭を空っぽに楽しめるツールやエンタメを心を消費して楽しむのはなんだか複雑でした。
定期的に頭空っぽにしなければ、いつか容量オーバーしてしまうので注意です。
メンケア2:音楽を聞く
音楽を聞くことで、気持ちの集中とリラックスが出来ます。雑音を消し去って、集中して取り組めるので、音楽の効能は大きいです。
集中にはもちろんですが、音楽と歌によってメンタルのケアもしてくれるのが音楽の良さ。
例えば『BUMP OF CHICKEN』や『YUI』などには幾度となく音楽に救われて人生がどうにかなっています。ほんとに感謝してます。
音楽の記事をいくつか書いていて、言わず物がなですが、自分は音楽が好きなわけです。
プレイヤーとしてもリスナーとしても音楽はないとすごく辛いものです。
仕事する場所や移動時間が変わり、移動中や仕事中に音楽が聞くことができなくなってしまった。
プライペートでのカフェでの作業時間を増やしたり、家の中でもイヤホンをしてがっつり音楽に浸る時間を確保する
やっぱり音楽はとても大事。人によってはまったく必要でなく、BGMでしかないかもしれませんが、個人的にはとても重要なケアの一つです。
余談ですが、『THE HIATUS』の新譜『Our Secret Spot』は音楽と英詩の切なさに涙が出ました。
『ヨルシカ』の新譜『エルマ』もn−buna氏の背景を知った上で聴くことで、より作品が好きになれました。オススメ。
メンケア3:大好きな作品を見返す
以前、やる気スイッチの見つけ方の記事でも似た内容を書きました。
やる気を保つというのは、メンタルケアとも通ずること。というか同じこと。
自分の場合はマンガであれば
『バクマン。』『アイシールド21』『魔王ジュブナイルリミックス』『魔人探偵脳噛ネウロ』
実写作品であれば、『リッチマンプアウーマン』『グッド・ウィル・ハンティング』などを見返すことで気持ちが多少回復します。
時間の管理が下手で、自分が好きな作品に触れなおせてなかった
自分のやる気の原点となっている作品に無理やり触れる
脳筋的解決。力技。
どうしようもない時は、あなたの好きな作品をリストアップしてみてください。
というか、もうTwitterでぜひ自分に教えて下さい。仲良くして。(宣伝と交友募集)
hitoto(@tonariniwa)
メンケア4:まだ見てない新しい作品に触れる
上の大好きな作品を見返すとは対極になりますが、作品に触れるという点では同じです。つまり大事なのは、「他人の感性に触れてみること」です。
古い作品を見返すことはたしかにモチベーションに繋がりますが、新鮮味はどうしてもありません。好きな作品であれ、鮮度は大事です。
新しい作品の感性にあまり触れてなかった(仕事としては触れていた)
話題になっている作品や、興味のある新作に触れる
最近だと友人に借りていたハイキューを読み始めて感動しています。もっとはやく読んでおけばよかった…
「これぞマイバイブル」と言える作品があればTwitterなどでぜひ教えてほしいです。あなたのアイアンバイブルを是非ご教授くだされ。(2回目)
hitoto(@tonariniwa)
メンケア5:自転車にのる
気分転換によく自転車乗っていました。単純に「今住んでいる場所では自転車移動が便利」という理由もあるのですが、なんの気なしにするサイクリングもとても気持ち良いものでした。
お昼でも真夜中でも河原や、大きな道路をスーッとすぎるのはとても気持ちが良いので自転車を持っている方はぜひお試しください。風を切るのはとても気持ちいい。風を切って、風を着る、纏うみたいな中二病みたいな感覚にもなれますよ。
レンタルしていた自転車を返品して、しばらく自転車に乗ってなかった。
まずは自転車を買う
シンプルな解決法で草も生えない。頭が悪い。
メンケア6:自分の作ったものを見返す
たとえばあなたがブログやメディア持っていたら、自分の書いた文章や作品を見直しましょう。
自分の場合はこのサイトもそうですが、写真であったり、音楽であったり、プログラムであったり、noteであったり、オフラインの日記であったり、小説であったり、「なにかしらの作った書いた」があるのでそれらを見返します。
その良し悪しに関わらず、自分の作ったものを、時間を置いて見直してみると不思議と気分が落ち着きます。
写真や文章というものは、その時当時の思いや記憶を引き出せるアイテムです。
注意点としては、「懐古するあまり過去に執着してしまうよう」なんてことにならないことです。
大事なのは、「過去にあった幸せの気持ちを理解して現在の気持ちを整理する」です。
過去からそれを現在にひっぱってきて、新しい気持ちを作ることが大事なわけです。どう現在に繋げるか、が1番大事。
淀んだ気持ちを洗えるわけではないですが、「楽しかった・苦しかった」の記憶に触れることで、現時点の気持ちをブラッシュアップするわけです。
過去だから美化されてようがなんだろうと、関係ないです。どんなものであれ、過去はあなたの背中をそっと押してくれます。
インプットばかりでアウトプットを怠っていた
自分の作ったものをみて、またやる気を起こし、アウトプットをする
正直な話、「アウトプットしながらインプットをする」のが作業において最も効率が良いです。
頭では分かっていたのですが、やるべきタスクが多すぎて全く管理できていませんでした。自己管理って難しいですね。自己管理のためのやる気を起こすってなんだか逆説的で面白いです。逆をいえば、このサイクルさえ確立すれば相当安定します。
メンケア7:大声を出す、歌う
もう最後にはこれしかありません。海に向かって青春のバカヤロー!!よろしくな大声での解決。失恋したあとには海で叫ぶが定例になっているじゃないですか。あれがなぜ定番なのか? それが1番のメンタルケアってことだからですよ。(人による)
自分は音楽がしたすぎて防音室のある部屋を借りたこともあります。
なのに最近ときたら、マンションの住民に気を使って歌わない日々。そりゃどうにかなってしまいますよ。
なので大声(andギター)によってメンタルは回復するのです。
かと言って、どこでかしこも大声を出してはいけません。そういった倫理観をもつのが、大人のたしなみってものです。
なので、大声が出したくなったら大きな公園に行くか、ひと気のない河原に行くか、スタジオに入るかしましょう。
近隣の迷惑を考えて家でギターや音楽をセーブしてしまっていた(当たり前)
時間を作って、外でギターをかき鳴らす あるいはカラオケ
自分は音楽を作ったり、人様の曲をカバーしたりでよく歌を歌っていたので、これをセーブしちゃうと精神が狂います。
音楽をしてない人でも、声を抑えることでの精神崩壊はきっとある。そのためにカラオケなるものが存在していて、その欲求を受け止めてくれるのがあの空間なわけです。
みなさん、つらくなったら『きのこ帝国』の『春と修羅』を歌うんです。なんかぜんぶめんどくせぇと大声で歌えばいいんです。
もしくはマイケル・ジャクソンのモノマネでもして、家の中で大声で「ぽうぅ!!」と叫んでみてください。色々どうでもよくなります。
むすびに
・あらゆるエンタメをビジネス目線でみてしまってた
→ コウメ太夫で脳みそを0にする
・仕事の体系がかわり、音楽を聴く時間がなかった
→ 部屋でもイヤホンをしたりカフェで作業する時間を作って音楽を聴く
・好きな作品を見返してなかった
→ 時間管理をして見返す
・インプットばかりでアウトプットしてなかった
→ 自分の作ったものを見返して、また作る作業をする
・自転車にのってなかった
→ 買う (脳筋)
・忖度してマンションで歌ってなかった
→ 場所を考えてギターや歌をする
メンタルケアは、モチベーションの維持にも通ずるもので、定期的に必要です。
私個人の話ですが、最近は新しいウェブサービスや開発のことを調べたり、他人の視点をマーケティングするばかりで、自分の心をまったくケア出来ていませんでした。
完全に頭を空っぽに出来るエンタメ的なケアも足りてなかったと反省しています。いつも常に元気でいられるのは、「エンタメに触れて楽しいことばかり考えていたから」だと今しがた改めて確認しました。
自分の感情のケアを怠ってしまうと、周辺の関わっている人たちにも悪影響を及ぼしてしまいます。
どんなに忙しくて、感情のケアは怠ってはいけないです。
自分の落ち着けるコミュニティや、感情を落ち着せる手段を複数用意して、自分の気持ちを素直に健全に保ちましょう。
そんな手助けがこの記事で少しでも出来たなら、私は幸せです。
上手くいっていた日常の中で、なにか崩れてしまったら、日常の中のタスクをひとつひとつゆっくり思い出してみてください。トライアンドエラーです。
それではまた。
<文・編集 = hitoto(@tonariniwa)