「複数デバイスをスムーズに切り替えて使いたい」
「パソコンだけじゃなくiPadにも使えたら」
「デスク環境をコンパクトにしたい」
それらを全部叶えてくれるキーボードとマウスを紹介。
それがこちらのLogicoolより新しく発売されるMX KEYS mini。
以前より人気だったMX KEYSの小さいバージョンです。
テンキーが削減され、MX KEYSよりサイズが30%小型化したモデルとなっています。
「ただ小さくなっただけなの?」と侮るなかれ。
今の時代に合わせたアップデートがたくさん入っていて、すごく面白いキーボードとなっていました。
今回それに合わせて使うと便利な小型マウス、「MX Anywhere3」も合わせて紹介します。
もくじ
MX KEYS mini&MX Anywhere3
MX KEYS miniの内容物/特徴
まずはキーボードから。
内容物はキーボード本体と充電用のケーブル、保証書などが入ってます。
長持ちバッテリー
充電端子はType−C。
バッテリーはフル充電したあと10日。
バックライトをオフの状態だと5ヶ月持つとのこと。
現時点の検証だと一日5時間ほど使って(バックライトあり)、4日経ってもバッテリーはランプはマックスでした。
8時間計算でも10日以上は持ちそうな予感です。
カラーは三色
カラーはグラファイト、ペイルグレイ、ローズの三色展開。
今回はペイルグレイのものを送って頂きました。真っ白ではなく、微かな灰色がとても良いです。
対応OSは7つ。ChromeOSもiPadもOK
対応しているOSは7つ。
Windows、MacOS、Chrome OS、Linux、Android、iOS、iPad OSに対応。
iPadにも対応してくれたのはありがたい。
薄いのに打ちやすく疲れにくいキーボード
キーピッチは19mmで、キーストロークは1.8mm。
小さいキーボードによくある「無理に詰め込んだような配置」ではないので、快適にタイピング可能。
ストロークも1.8mmと薄型の中では標準的な深さなんですが、独特の感触があって、打鍵感も上々です。
薄型のキーボードとしてはかなり上質な打つ心地です。
ほんのり力を入れると、スコンと落ちる感触でなおかつ音も静か。
キーの真ん中にくぼみがあるのも打鍵感をよくする要素。指がキーの真ん中にすっぽり入るのが最高に押しやすい。
近接センサー&バックライト
バックライトもついているので、暗い場所でも迷うことなく使うことができます。
近接センサーが搭載されていて、キーボードのバックライトがほんのり光る仕様も。
バックライトの光量は自動で調整され、手動でも調整可能。
MX KEYSより300g減
重量は506g。(実測500g)
MX KEYSが800gを超えていたので、300gほどのダイエット。テンキーがなくなった分、コンパクトで持ち運びも現実的。
デバイスの切り替えが爆速
最大3つまでデバイスを登録してワンタッチで切り替えられるのですが、これがホントに早い。一秒もかからない。
ストレスなくデバイスを行き来できるので、複数で一つのキーボードを使い人にとってはとてもありがたい。
音声入力ができるボタンが追加
MX KEYSより変化した点の一つが音声入力ボタンの追加。
F6のボタンを押すことで音声入力をスムーズに開始できます。
絵文字ボタンが追加
MX KEYSより変化した点その2が絵文字ボタンの追加。
これがどこまで需要があるかわかりませんが、絵文字を頻繁に使う人にとっては面白いアップデートですね。
ここ数年、一周回って絵文字が流行ってる気がします。流行はぐるぐる回る回る。
マイクのミュートボタン
MX KEYSより変化した点その3、マイクのミュートボタンの追加。
アプリのボタンを押さなくても、このF9を押すだけでミュートにできます。リモートワークが増えた昨今に便利な機能。
ウェブ会議中はミュートのオンオフは頻繁なので、スムーズにできるのはありがたい。今の時代に合ったいい変化点。
MX Anywhere3の内容物
続いて、マウスの紹介。
内容物はマウス本体、充電ケーブル、レシーバー、保証書の類。
デザインは非常にシンプル。
上面に右クリック、左クリック、ホイールボタン、モードシフトボタン。
左側面にボタンがさらに2つあります。
2ヶ月以上のロングバッテリー
一度の充電で70日も持つロングライフ。
急速充電もあり、1分の充電で3時間使えます。
滑らかなホイール
MagSpeed電磁気ホイールが採用。公式に「1ピクセル上で停止できるほど精密」とあって、その謳い文句に偽りなし。
止めたいところでしっかり止まります。
カリカリと使える従来のマウスようなホイール感の「ラチェットモード」とスルスルとスクロールできる「フリースピンモード」が切り替え可能。
このおかげで縦長のページや、長いエクセルの資料などをスムーズにスクロール可能。これがホント気持ちいい。
正直無限スクロールである必要はあまりないので、これで十分だと思います。
色のラインナップは3つ
MX Anywhere3も三色展開。
グラファイト、ペイルグレイ、ローズから選べます。
3台に接続。切り替えも爆速。
MX KEYS mini同様に3デバイスに接続可能。切り替えもめちゃくちゃ早い。
裏にボタンがあって、押すことで切り替え可能。
重量は99g。持ち運びにもピッタリ。
重さは100gを切って99g。実測94g。iPhone13miniよりも軽い。
どこにでも運べる軽さなのはマウス好きにとっては最高なんじゃないでしょうか。
自分は外出先ではトラックパッドで基本的に作業してるんですが、これなら荷物の負担にもならないのでアリ。
対応OSは7つ
対応しているOSは7つ。MX KEYS miniと同じ。
Windows、MacOS、Chrome OS、Linux、Android、iOS、iPad OSに対応。
アプリのカスタマイズ製が素晴らしい。
Logicoolのマウスを使う最大の利点といってもいいのが、カスタマイズ製の高さ。
アプリ「Logi Options」を使うことでマウスのポテンシャルを最大限引き出せます。
MX Anywhere3の場合、ホイールボタン、モードシフトボタン、サイドの2つのボタンの合計4つのボタンがカスタマイズ可能。
自分の使いやすいように機能を割り振ることができます。
ジェスチャーを切り替えボタンの部分に当てはめたら、トラックパッドとほぼ同じ動きができて快適。
アプリごとに個別に設定もできるので、自分のよく使うアプリでも快適に作業ができるのです。
MX KEYS miniの気になった点
ここまで独自の機能や、デザインの良さなど、良い点をお伝えしました。
気になった点もあったので、挙げておきます。
ファンクションキー
ファンクションキーの部分に固有の機能がたくさん詰め込まれていて、従来のファンクションキーとして使う場合はfnキーを押しながら使う必要があります。
もちろん「Logi Options」を使うことでfnキーを押さずに従来通り使うこともできます。
ただ、せっかくこのキーボードを使うならMX KEYS miniの特徴を気軽に(ワンタップで)使いたい所。
US配列モデルが日本で買えない(現時点では)
2021年11月10日現時点ではUSキーボードモデルを日本で購入することができません。
公式に記載されているように、US配列のモデルはたしかに存在しています。米Amazonなどであれば購入できるのですが、日本国内では手に入れる方法がないです。
自分はUSキーボード派なので、できれば国内でも買えるようになったら嬉しいです。
US配列は見た目の面ももちろんあるのですが、使い勝手の面で合理性が高いんですよ。
(これに関してはまた別の記事で解説する予定。もちろん慣れの問題でJISキーボードとUSキーボードどちらのほうが優れているかは一概には言うつもりはないです)
日本国内ではUSキーボード使っている人はそんなに多くはないので、致し方ないですが良いキーボードだったからこそぜひお願いしたいです。ぜひ…….!
これらがキーボードとマウスを使っていて気になった点なのですが、正直あまり文句のつけようのない製品でした。忖度なく、いいキーボードとマウスで使い勝手は非常に良いです。強いて挙げるならこれらの2点。
出ます…よね?(チラチラ)
むすびに
というわけでMX KEYS miniとMX Anywhere3の紹介でした。
MX KEYSの待望の小型バージョンで、待っていた方も多いはず。実際に使ってみて、打鍵感もよく、機能性もデザインも使いやすく気に入りました。
デバイスの切り替えの速さも素晴らしい。MX Anywhere3との相性も抜群に良い。
あとはUSキーボードさえ日本で発売してくれたら理想に近いキーボードでした。何度も言うのですが、お願いします。
この記事がご購入のなにか参考になっていれば幸いです。
それではまた。